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ルッコラの種を蒔こうと思ったのだ。庭は南側にあるが、隣家の塀がせまっているため、日はあたらないから、ベランダにコンテナで。 コンテナに入れる土を掘っていた。そしたら! 土の中から、5年くらい前になくなった火箸がでてきたのだ。中が空洞の、熱くならないように作られたいいやつだ。私は冬は火鉢の炭で暖をとっているから、思い切って一生物と高い金出して買ったのだった。それが1年くらいで、なくなった。捨てるわけないし、もし捨てたとしても、あんな長くて固いもの、捨てるとき気づくだろう? 神隠しにあったのか、と思ったくらいだ。 錆びていた。5年前は鈍く黒光りしていたのに、今は茶色に酸化して表面はぶつぶつだ。1本出たら、すぐそばにもう1本でてきた。心底、びっくりした。ご馳走を隠して忘れ、見つけたリスのような気分だ。つまりは嬉しかったのだが。考えられることは、毎年春になると、火鉢の灰を庭にまくのだが、そのとき? だがよく気づかなかったものだ。 その話をスタッフにしたら、彼女の友人の話をしてくれた。そのひとは、裏山にお気に入りのカップを持って出かけ、お茶するのが好きだった。ところが、そのカップがなくなってしまったので、しかたなくよく似た模様のものをもうひとつ買って愛用した。1年くらいたって、その裏山で、元のカップを見つけたので、今では2つになった、という話。 私も火箸はもう3組になってしまったが。錆びた鉄器は、お茶で茹でるといい、と若いスタッフが教えてくれたので、今晩やってみよう。(ゆ)
by nawaprasad-hobbit
| 2011-11-02 18:27
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